2020年11月14日 土曜日に開催された,第4回茨城テックプラングランプリ最終選考会において,客員研究員の設楽明寿さんがSports Support に関する内容で発表し、企業賞(株式会社フォーカスシステムズ賞)を受賞しました.
茨城テックプラングランプリは,株式会社リバネスの企画・運営のもと,数多くの研究機関が集積している茨城県で,新たな産業を創出しうる科学技術やビジネスシーズを発掘する「茨城テックプランター」事業において行われているプログラムです.
筑波大学や産業技術総合研究所など,茨城県内の大学・研究機関から計30チームがエントリーし,設楽さんや本研究室長の白石優旗准教授らからなるチームHaptStarterの「触覚を標準に ~競技スポーツにおける触覚スタート技術の実用化~」がファイナリストの9チームに残り,最終審査に臨みました.
最終審査では持ち時間の合計15分間でプレゼンテーションと質疑応答を行い,設楽さんのプレゼンテーションに興味・関心を持った審査員から多くの質問がありました.審査委員からは,「触覚を活用するという発想・内容は障害のない人では思いつかない技術である.障害のない人の目線・ある人の目線を融合することでいろいろな化学反応が期待できる.この技術は応用範囲が広いのではないか.今後に期待する.」との評価をいただきました.
また,来場者を対象とした会場投票でも3位を獲得し,審査員のみならず会場からも高い評価を得られました.
写真は,左がプレゼンをする設楽さん,右が授賞式の様子です.